2022年7月に岸田文雄首相が、街頭演説で訪れた和歌山市の雑賀崎漁港で襲撃されました。
安倍晋三元首相の襲撃事件以降、護衛SPはより一層強化されていたであろう中での事件です。
しかし、この度の犯人を真っ先に取り押さえた人はSPや警官ではなく、いち聴衆の地元の漁師さんだった為、ネット上では「漁師のおっちゃん最強」「マジでヒーロー」と称賛の声が上がっていました。
そこでここでは、この漁師のおっちゃんは誰なのかについて調査した結果、赤い服の漁師さんは“西出賢吾さん”で、青い服の漁師さんは“寺井政見さん”という方だということが分かりました。
それでは動画と合わせて一緒に見ていきましょう!
目次
【動画】雑賀崎漁港の漁師のおっちゃんは誰?
爆発までの過程
漁師のおっちゃん勇敢やし、動きも早くて素晴らしい。
岸田総理が無事で何より。
もう日本の民主主義は機能してない。 pic.twitter.com/OqGe1XUkeS— YOLO-You Only Live Once- (@wakai_jp) April 15, 2023
とっさの判断で、SPよりも早く犯人を取り押さえに行った漁師のおっちゃんはすごいですね。
一体何者なんでしょうか。
雑賀崎漁業協同組合の漁師・西出賢吾さんと寺井政見さん
岸田文雄首相の街頭演説は、和歌山市の雑賀崎漁港で行われる予定でした。
岸田文雄首相は、雑賀崎漁港で収穫したマダイやアシアカエビの試食を終えた後、漁港施設の屋根の下のスペースに移動して尾花市長らと雑談を始めた時に、爆弾物が投げ込まれたそうです。(参照:朝日新聞)
襲撃といえば長野県中野市の元市議会議長青木正道氏(事件後に議員辞職)の長男・青木政憲さんが立てこもり事件を起こしましたよね…。
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岸田文雄首相の街頭演説の場にいた聴衆は、雑賀崎漁港の漁師さんや近所の方々だったそうです。(参照:NEWSポストセブン)
真っ先に犯人に向かって行った西出賢吾さんと寺井政見さんは、雑賀崎漁業協同組合の組合員でしょう。

出展:雑賀崎漁業協同組合HP

出展:雑賀崎漁業協同組合HP

出展:雑賀崎漁業協同組合HP
西出賢吾さん(Kさん)は50代で鯛引き漁をしている
近隣の住民女性がこの漁師さんについてインタビューで答えていました。
「Kさんとおっしゃる50代の鯛引き漁をしている方です。漁師だから力も強いしカンも鋭いから、とっさに機敏な動きができたんじゃないでしょうか。
漁師の中ではベテランなのに、上下関係を感じさせないくらい気さくで、誰にでも優しくて親切だから漁師以外の地元の人達にも慕われています。男気があって働き者なのに、全然お酒が飲めない可愛いところもあります。
警察より早く動いて捕まえるなんて中々できませんから、本当に勇敢で漁師の誇りですね」(引用:集英社オンライン)
めちゃくちゃ褒められていますね。これも普段から人柄や仕事ぶりに定評がある方だからでしょう。
漁師のおっちゃん西出賢吾さん(Kさん)はワークマン愛用者
赤い色の服を着た両氏のおっちゃんが、犯人を取り押さえにいく姿が映された画像を見ると雪の結晶のベストを着ています。
ネット上では、さっそくこのベストがワークマンの商品であることが特定されていました。
機能性の良さと仕事着としても役立ちそうなチョイスがさすが漁師さんですね。
爆発前にSPより早く犯人を取り押さえた
動画を見て分かるとおり、爆弾が爆発する前に、とっさに犯人に向かっていく西出賢吾さんの様子が映っています。
早い判断力で躊躇がない人
犯人の手には筒状の爆弾があり、この2つ目の爆弾にまさに着火しようとしていたところでした。
2つ目の爆弾に着火して既に投げ込まれていて、被害者が出ていたとしたら…と思うと怖いですね。
本当に素早い判断で、躊躇なく犯人を取り押さえに向かっていた様子が分かります。
腕っぷしが強い人
果敢に取り押さえに行く様子から見て腕っぷしが強そうです。
普段から漁師さんとして腕力を使うお仕事をされているだけあって腕っぷしが強いのも当然でしょう。
ex)雑賀は古来、水軍を擁して戦いが強かった
早い判断力で躊躇がなく、勇猛果敢に犯人に向かっていった漁師さんですが、歴史をたどるとこの地域の男性は古来、雑賀衆と呼ばれ、水軍を擁して戦っていたそうです。(参照:Wikipedia)
漁師のおっちゃんは“西出賢吾さん”(赤い服)
赤い服の漁師さんは顔出しは希望されていないようですが、このように当時の状況についてインタビューで語っていました。
「リュックを背負った男がなんか、火をつけているのが見えて、それを投げつけたんです。おかしい、なんやと思って男に飛びついたんです。
すぐさま、ほかの漁師らも男めがけて飛びついて羽交い締めにした。SPが男を地面に倒して、私の上にSPが覆いかぶさって、その下に犯人の男です。(引用:AREA.dot)
漁師のおっちゃんは“寺井政見さん”(青い服)
他にも加勢に入った青い服の漁師のおっちゃんもいますね。寺井政見さんという漁師さんです。

出展:カンテレ
関西テレビの取材に応じていました。
犯人を取り押さえた際に、2つ目の銀色の筒が犯人の手から離れて落ちていたそうで、寺井政見さんはそれを拾って警察に渡そうとしたそうです。
危険物のため、「逃げてくれ!」と言われてその場に置いて逃げたそうです。(参照:カンテレ)
寺井政見さんは、足を蹴って犯人を倒そうとしたようです。
そして近くにいたSPも加勢して取り押さえました。
まとめ
岸田文雄首相の街頭演説を狙って襲撃を試みた犯人を真っ先に取り押さえたのはSPや警官ではなく、聴衆の一人の漁師さんでした。
赤い服の漁師さんは“西出賢吾さん”で、青い服の漁師さんは“寺井政見さん”という方です。
この漁師のおっちゃんが即座に犯人を取り押さえてくれたお陰で2つ目の爆弾が投げ込まれず、被害者も出なくて本当に良かったです。
最近本当に物騒な世の中ですね…。明るい楽しい話題もどうぞ。
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