怪我のため2季525日ぶりに競技会復帰した紀平梨花選手(20)はますます女性らしくなられました。小柄で細身のかわいい10代の頃の印象があるため「太った?」「なんか変わった?」という声も聞かれます。
本記事では、紀平梨花選手のこれまでの主な戦績を振り返りながら、いつ頃から太ったと言われる変化があったのか、時系列で画像を比較して考えられる理由を探りたいと思います。(2023年11月18日現在)
目次
紀平梨花選手(2023年20歳の現在)

出展:本人instagramより

出典:デイリースポーツ
紀平梨花も、ブランクがなぁ
太った⁉️— ぴんくまんWBCまであと76日 (@kyojininochi) October 28, 2022
紀平梨花久しぶりやな。少し太った?ように見えただけ
— さーせん (@rionriondaisuki) October 29, 2022
紀平梨花ちゃん、少し太った?
なんとなーく重たそうな感じに見えたんだけど。— ちー (@chikotchiko) December 22, 2022
紀平梨花選手が太ったようにみえるという声は2022年時点でもやはりありますね。
一体いつ頃から変化があって、いつ頃から太ったと言われるようになったのでしょうか。
紀平梨花選手(2022年19歳の頃)

2022年3月(19歳)出典:本人instagramより
2021年9月から、紀平梨花選手は拠点をカナダへ移しブライアン・オーサー氏(羽生結弦やキムヨナ選手の元指導者)の元で練習に励みました。
しかし、骨折している足首に負担かけないようにジャンプを控えるなど安静を選んだトレーニングを行っていたそうです。
2021-2022シーズンは全戦欠場したため、表舞台で紀平梨花選手の姿を見る機会は減りました。
紀平梨花選手(2020年18歳の頃)

2020年8月(18歳)出典:本人instagramより
2020-2021シーズンは、練習拠点をスイスに移しステファン・ランビエール氏(2006年トリノオリンピック銀メダリスト)の元で練習に励みました。

2020年12月(18歳)出典:本人instagramより
この年のフランスでの国際大会は新型コロナウィルスの影響により中止となりましたが、全日本選手権では大会連覇を達成しました。
この頃から「紀平梨花選手、太った?」と言われるようになりました。
大会中止で、以前のように頻繁に姿を目にする機会が減った時期でもあり、久々に見たら「なんか雰囲気変わった?」という印象を与えたようです。

(左)2019年17歳:四大陸大会の頃(右)2020年18歳:全日本選手権の頃
確かにほっぺが少しふっくらしたように感じられます。以前のきりっとしたメイクから、優しい雰囲気のメイクに変わっているので、印象が違う理由はメイクにもありそうです。

2021年2月(18歳)出典:本人instagramより
競技大会の中止が続いたことに加え、紀平梨花選手は2021年7月に右足首を疲労骨折してしまいます。
紀平梨花選手(2019年17歳の頃)

2019年11月(17歳)出典:本人instagramより
2019-2020シーズンも、紀平梨花選手は多くの国際大会で世界の強豪選手と戦いました。
四大陸フィギュアスケート選手権では、男女合わせて史上初となる2連覇を達成するなど大躍進でした。
紀平梨花選手(2018年16歳の頃)

2018年8月(16歳)出典:本人instagramより
2018年からはシニアへ移行し、グランプリシリーズのデビュー戦で初優勝を果たしました。
2018-2019シリーズは表彰台にのぼらなかった試合もありましたが、実質、国際試合を7連勝という快挙でした。
試合で紀平梨花選手を目にする機会が増えたため、この当時のかわいいポニーテール姿の印象が今も残っていると思います。
紀平梨花選手(2017年15歳の頃)

2017年9月(15歳)出典:本人instagramより
2017-2018シーズンの時、ジュニア2年目で15歳だった紀平梨花選手はこの年初めて全日本選手権に出場し、3位で表彰台にのぼりました。

2017年11月(15歳)出典:本人instagramより
2016年のジュニアグランプリシリーズでトリプルアクセル成功させ「ポスト浅田真央」と呼ばれました。
実力のみならずルックスとスタイルも良く、次世代のスター候補として注目を集めました。
2020年18歳の頃、海外拠点になってからふっくら
はじめに、紀平梨花選手が太った?と言われるようになったのは2019年後半ごろからです。
そして2020年から拠点をスイスへ、2021年からカナダへと移したため生活スタイルもガラリと変わりました。
考えられる理由①食生活の変化
日本の和食とスイスやカナダとでは食事の内容が全く違うため、単純に外食をする場合、食べ物のチョイスが変わってきます。
目新しさと好奇心から日本で食べる機会の無いメニューを試してみたい気持ちは誰にでもあるかと思いますので、海外へ渡って初めの数か月は恐らく紀平梨花選手もいろいろと試してみたのではないでしょうか。
考えられる理由②運動量が減った
2020年はパンデミックの影響でスケートリンクが使えない時期もあり、これまでと同じトレーニングメニューや運動量を確保できなかったかと思います。
加えて2021年の怪我により、ますます練習は控えざるをえませんでした。
紀平梨花選手はこの頃についてこのように語っています。
「自分のやりたいことをやれる日が1日もなかった。何をやっても悪いことをしている気分。達成感のある生活をできなかったのは本当につらいことだと思う」(引用:tv-asahi)
食事管理|揚げ物は食べず、豚肉を選ぶ
2022年今シーズン中、テレビ朝日による取材で、紀平梨花選手は現在食事は基本的に自炊をしていると話していました。
タンパク質やカロリーなど、栄養素を細かくチェックし、疲労回復によい豚肉をよく選んでいるとのことです。
揚げ物はずっと食べていないとのことで、脂質やカロリーの摂取も自分でコントロールしているようです。
体調管理|食事と睡眠を大事にしている
紀平梨花選手は練習量のほか、食事と睡眠も同じくらい大事にしているそうです。
「練習量と同じくらいの比率で大事なのが食べ物と睡眠。後はリカバリーもすごく大事。練習が半分くらいで、後の半分はそういうものから作られているような気がします」(引用:tv-asahi)
まとめ

2022年9月(20歳)出典:本人instagramより
紀平梨花選手は2018年16歳の時にシニアへ移行し、かわいいポニーテール姿が印象的で「ポスト浅田真央」と呼ばれました。
2019年17歳の時、一部の方から「少し太った?」という声が聞こえ始めます。
2020年18歳の時に拠点をスイスへ移しました。フランスでの国際大会はパンデミックの影響で中止となり、紀平梨花選手を目にする機会が減りました。
全日本選手権で久しぶりに紀平梨花選手を見て「太ったよね?」という声が多く聞かれるようになったのは2020年18歳頃からです。
2021年19歳の時に右足首の疲労骨折が発覚し、練習量を減らさざるを得ませんでした。同年、練習拠点をカナダへ移しています。
2022年20歳現在の今シーズンから競技に復帰しましたが、足首は完治しておらず傷みもまだあるため、未だ練習量は増やせずに調整しています。
画像を比較して、17歳頃から比べてたしかに頬がふっくらしたことが分かりました。
変化の理由は、海外へ拠点を移した生活環境の変化、食生活の変化などの影響があったと考えられます。
またその後の怪我による練習量の減少にも原因があったでしょう。
しかし、栄養管理と体調管理をしっかりと自分で行っているため、いい状態を徐々にコントロールでき始めていると思います。
怪我の感知を優先させるため、2023年のスケートカナダは欠場する決断をされました。(9/28追記)
2026年のミラノオリンピックに向けて、準備を進めているようです!
これからも自己管理をしながらアスリートとして成長を続けていく紀平梨花選手を応援したいと思います!
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