兼近大樹(かねちか だいき)さんが、連続強盗団の指示役・渡邉優樹容疑者と接点が過去にあったと自身の公式YouTubeチャンネルで告白し、過去の過ちが再び注目されました。
「なぜ吉本はそこまで兼近大樹を守る?」「なぜ干されずテレビに出続けられる?」といった非難の声がある一方で、兼近大樹さんを擁護する意見が多いことも事実です。それは一体なぜでしょうか。
2019年に週刊文春が犯罪歴を掲載した際にも、世間から大バッシングを受けた兼近大樹さんですが、2022年の24時間テレビのチャリティーランナーに選ばれるなど、その後も芸能界で活躍しています。
そこで、なぜ過去に罪を犯したにも関わらず、EXIT兼近大樹さんは表舞台で活躍を続けられて、擁護する人も多いのか調査しました。
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その結果、兼近大樹さんが過去の過ちをないがしろにせずにきちんと向き合う姿勢と、芸能界に入ってからの行いを見て、「今」は問題がないし「今後」にも期待したいと感じている人が多いからということが分かりました。
一つずつ紐解いていきましょう。
目次
EXIT兼近大樹はなぜ許されるのか
兼近大樹さんは過去の過ちについて隠すつもりはなく、むしろチャンスがあれば自ら説明したいとずっと機会を伺っていたようです。
公式Twitterで質問募集を行い、YouTubeで回答する機会を設ける行動からは、過去の過ちを隠ぺいしたり雲隠れするのではなく、世間と向き合いたいという姿勢が感じられます。
ここに、許してあげてもいいのではないかという感情を持つ人が多いようです。
嫌悪感を抱く人は多い
とはいえ過去に罪を犯した人が表舞台に立つこと自体に嫌悪感を抱く人が多いのも事実です。
兼近氏に前科があったことは元から知られていた訳で、それを知ってか知らずか使い続けたスポンサーやメディアに違和感を感じていたが、札付きのワルだということが分かってメディアから消え去って解決するとなると、それはそれで芸能界の闇を感じる。(一部抜粋引用:YAHOO!ニュースコメントより)
過去にいじめや犯罪を犯していた人間が、表舞台に立っていること自体が嫌悪感で耐えられないという意見や、犯罪歴があるのに番組や広告に起用する芸能界に嫌悪感を感じるという意見があります。
擁護する意見も多い

※筆者注釈:最後の質問は兼近大樹さんの質問募集に対するもの
本当に私は更生しました、現在もこういう犯罪に手を染めてしまう家庭環境にいる若者を救いたいのです。と、考えているならコメンテーター枠を持ってる番組だし、堂々と出演すればいい。(一部抜粋引用:YAHOO!ニュースコメントより)
過去の過ちを無かったことにすることはできないし、一生付きまとう事だとして、今とこれからの兼近大樹さんの行いを見ようじゃないかという前向きな意見のようです。
非難が6割、擁護が4割
ツイッターに「兼近」で上げられた世間の声をざっくりと集約したところ、ネガティブ意見が6割、ポジティブ意見は4割という割合でした。
非難意見ばかりではなく、擁護意見も多いことが伺えます。
ちなみに今回の報道を受ける前のツイッター上の「兼近」で発信された世間の声は、ポジティブ9割のネガティブ1割でした。
芸能人からも応援の声が
一緒に仕事をする芸能人からも応援の声が上がっています。代表して複数名を紹介します。

※筆者注釈:エジプト出身の女性タレント
EXIT兼近大樹は2度の逮捕歴がある
兼近大樹さんは芸能界に入る前に、2度の逮捕歴があります。
未成年女性への売春斡旋
当時、20歳だった兼近大樹さんは同じく未成年だった女子高生に売春を斡旋したとして、売春防止法違反で逮捕され罰金刑を受けています。
そして2月1日に、自身の公式YouTubeのライブ配信で、当時売春を斡旋していた女性と電話でつなぎ「許して欲しいなんて思っていない。自分が情けなくて」と声を詰まらせていました。
女性は「しょうがないよ、でも過去は変わらないから」「私もお金が欲しくて頑張ってたし、強姦って言われてるけど、絶対にそんなことをされた覚えはない」「応援しています、頑張ってね」と兼近大樹さんを思いやっていました。(参照:mag2.com)
窃盗容疑(不起訴)

出典:wt-musicexpo.com
2012年12月、兼近大樹さんは当時働いていたバーのオーナーが窃盗を働き、関与を疑われ逮捕されましたが、不起訴処分となっています。
この事件の窃盗グループに渡邉優樹容疑者が関与しており、この当時に兼近大樹さんと接点があったわけですが、公式YouTubeのライブ配信でこのように弁明しました。
「窃盗の話ですけどひとつ言わせていただくと(一連の広域強盗事件に)関与してません。マジで関係ない。まったく僕は関係なくて」と明かした。 その上で渡辺容疑者について「今も仲がいいとかはないです。過去に彼と知り合いだったのは事実。明らかに犯罪をしてる人たちしかいない環境で生きてきた」(引用:デイリー)
以来、11年以上渡邉優樹容疑者とは連絡を取っていないそうです。
ex.そういえば他にも逮捕後に芸能界復帰している人がいる
14年に覚せい剤使用容疑で逮捕されたCHAGE and ASKAのASKA | 17年に音楽活動を再開、全国ツアーもスタート |
09年に覚せい剤取締法違反で逮捕された酒井法子 | 11年ぶりに地上波テレビに復帰 |
(参照:サイゾーウーマン)
更に昭和の時代まで遡ると、研ナオコさん、美川憲一さん、錦野旦さん、井上陽水さんなども逮捕歴がありますが、芸能界に復帰しています。
現代と違って、コンプライアンスも厳しくなく「なんであいつをテレビに出すんだ」と簡単に炎上しない時代背景だったことも理由のようです。(参照:週刊女性PRIME)
EXIT兼近大樹が干されない理由:まとめ
なぜ犯罪歴のある兼近大樹さんが表舞台に出続けることが許されているのかについて調査しました。
その結果、兼近大樹さんが過去の過ちをないがしろにせずにきちんと向き合う姿勢と、芸能界に入ってからの行いを見て、「今」は問題がない「今後」にも期待したいと感じている人が多いからということが分かりました。
画面越しであってもそう感じる世間一般の方もいれば、近くで一緒に仕事をする芸能人にもいるということでしょう。
兼近大樹さんは過去の過ちについて隠すつもりはなく、むしろチャンスがあれば自ら説明したいとずっと機会を伺っていたことが分かりました。
公式Twitterで質問募集を行い、YouTubeで回答する機会を設ける行動からは、過去の過ちを隠ぺいしたり雲隠れするのではなく、世間と向き合いたいという姿勢が感じられます。
しかし、嫌悪感を抱く人が多いことも事実です。
但し、嫌悪感は反射的なもので、詳細はよく知らないけどという人がほとんどだということも分かりました。
過去の過ちを消し去ることはできませんが、兼近大樹さんの犯行以降の行いと、これからの行いに目を向ければ、許される理由も分かるのではないかと思います。
引き続き、見守っていきたいと思います。